中国小村が必死の抵抗
警察は暴動に関与したとして村民5人を逮捕しましたが、その1人薛錦波氏(42)が拘束中に死亡。
警察は心不全と説明していますが、村民側は遺体には痣(あざ)があり撲殺されたと主張しています。
現在は、村の入口で検問が実施されて入村は厳しく制限され、インターネットも遮断されて情報が入りにくくなっているようです。
中国がその気になれば、乱暴な解決方法も可能でしょうが、既にWSJなど欧米の主要メディアが報道、FTでは北京支局長Jamil Anderliniが現地に出向いて取材する事態にまで注目が高まっており、下手な収束は不可能となっています。
FTの「Defiant mood in village that shook China」によれば、「外務大臣」と呼ばれる村の若い女性が「今はもう恐くない。世界が我々を見ているのだから、彼らは我々に手を出せない」と語っています。
中国共産党が、この問題をどう解決するのか。
欧米は固唾を呑んで見守っています。
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