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December 28, 2011

ASEAN4+中国株の2011年

Zアセアン主要4ヶ国(インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム)および中国の1年チャートです。

グラフ上でプラスはインドネシアのみ。
政治の安定、人口の多さ、内需の堅調、経常収支黒字などファンダメンタルが良く、「これからの国」という期待感が充満しています。
ボラタイルで動きは激しいですが、相場がリスクオンに転換した時の上昇エネルギーも活発です。
政治状況が混乱しない限り、深押しは買い、が続きそうです。

2位グループは、タイとマレーシア。
タイは洪水がありましたが、今や世界の生産基地となっていることが再確認され、10月の安値からは20%以上回復しています。
過去の政変などでも激しく売り叩かれると言うよりは、しなやかに伸縮している印象があります。
表の政治はグチャグチャでも、裏ではしっかり輸出している、という姿は日本に似ているかもしれません。

マレーシア株は、良くも悪くも安定感が持ち味。
経済は安定期に入っており、一人当たりGDPは8000$とタイのおよそ2倍で、アルゼンチンやメキシコに近い位置まで来ています。
日本人に取っては、投資する国というよりは、行って楽しむべき国かもしれません。

中国は▲20%。
1年以上前から不動産市場の調整は必至と見られており、長期資金がじわじわと逃げ出すムードがありました。
周辺諸国とは無論、資源強奪外交からアフリカ諸国との関係も悪化しており、この国への投資に嫌気がさす投資家も増えています。
相場的にも、一番おいしい時期は終わりました。

ベトナムは最低のパフォーマンス。
年間で▲40%以上のマイナスですが、これだけ下がっても魅力的と考える声は聞こえてきません。
自国通貨ドンへの信頼が薄く、国民はドルや金で貯蓄。
今年のインフレ率は政府目標18%を越えただろうと言われています。
アメリカに勝った国も経済では苦戦です。

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