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December 29, 2011

司法記者

「司法記者」の著者「由良 秀之」は、コンプライアンスで有名な郷原元検事のペンネームです。

ストーリーは、東京地検特捜部が追う建設汚職事件と司法クラブ記者の殺人事件が絡むミステリー仕立てとなっていますが、本書の意義は、厚労省村木元局長の冤罪未遂事件で明らかになった検察組織の問題点を、郷原氏がフィクションの形を取って改めて内部告発したという点にこそあります。

郷原氏は、自分が特捜部内で感じた強い違和感を、登場人物に代弁させています。

「特捜の仕事は国立大学を出た頭ではついていけない。私立文系の体育会の頭じゃなければダメだ」

郷原氏が、なぜ検察を辞めてコンプライアンスという地味な分野にのめりこんだのか。
本書を読めば、その理由がよくわかります。

それは、検察特捜部こそ最もコンプライアンスが必要な組織だからです。

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