« トラリピの結果(10月、11月) | Main | シカゴ筋ポジションの確認(11/29時点) »

December 02, 2011

野村證券は生き残れるのか

Z冴えない日経平均(緑)よりも冴えないのが大和証券(赤:8601)。
そしてさらに低迷するのが証券最大手の野村證券(8604)。

H11年9月中間決算は、野村ホールディングス(米国会計基準)が283億円の赤字、大和証券グループも287億円の赤字でした。

野村HDは今、野村不動産と野村総研の売却を検討中とFTが報道しています。

ダイヤモンド誌は、野村が三菱UFJと合併せざるを得なくなるとの観測を報じてもいます。

野村の具体的な懸念材料としては、
・日本の株式市場の出来高低迷で手数料減少。
・オリンパス不祥事に野村OBが関与したとの報道によるレピュテーションリスク。
・リーマン・ブラザーズの欧州・アジア部門を買収した高コスト体質により、今7~9月期で海外部門が524億円の赤字。
などなど。

独立系だけに、苦しい時のグループ頼みも出来ません。

私が仕事上で知り合った証券会社の人たちの中では、やはり野村の人が最もバランスが良いと感じられます。

外資系ほどギスギスして野心的ではないし、他の証券会社ほど粗野でもない。

立ち直って欲しいものです。

この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。


|

« トラリピの結果(10月、11月) | Main | シカゴ筋ポジションの確認(11/29時点) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« トラリピの結果(10月、11月) | Main | シカゴ筋ポジションの確認(11/29時点) »