野村證券は生き残れるのか
野村HDは今、野村不動産と野村総研の売却を検討中とFTが報道しています。
ダイヤモンド誌は、野村が三菱UFJと合併せざるを得なくなるとの観測を報じてもいます。
野村の具体的な懸念材料としては、
・日本の株式市場の出来高低迷で手数料減少。
・オリンパス不祥事に野村OBが関与したとの報道によるレピュテーションリスク。
・リーマン・ブラザーズの欧州・アジア部門を買収した高コスト体質により、今7~9月期で海外部門が524億円の赤字。
などなど。
独立系だけに、苦しい時のグループ頼みも出来ません。
私が仕事上で知り合った証券会社の人たちの中では、やはり野村の人が最もバランスが良いと感じられます。
外資系ほどギスギスして野心的ではないし、他の証券会社ほど粗野でもない。
立ち直って欲しいものです。
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