2011年の日経平均を振り返る
後日の手口情報によれば、売り主体は日本人で買い主体が外人。
外人投資家は、常に短期トレードの対象として日本市場をモニタリングしており、その成果がここでも発揮されました。
予断なくチャートを見れば、日本企業の底力を感じるというよりは、結果的にパニック売りは正当化され、原発事故が日本経済に止(とど)めを刺したとの見方を支持したくなります。
もし2012年の日本株相場に期待するとすれば、円高の是正が前提と思われます。
幸いにも米国景気は回復傾向にあり、ドル円の底割れは避けられていますが、欧州は依然不透明であり、年末年始の為替相場は円高方向を示唆しています。
なお、注意すべきネガティブイベントとしてイラン情勢というファクターがありますが、原油相場の上昇は原発稼働率の下がった日本にとって、より大きいダメージになると投資家は判断するでしょう。
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