錦織が全豪でベスト8進出

錦織はここまで、まあまあ「順当に」勝ち残ったと言えそうです。

1回戦は楽勝。
2、3回戦は確かに苦戦しましたが、ランキングでは格下。
冷静に見れば、絶体絶命という場面はありませんでした。

今日のツォンガは格上ですが、昨年10月の上海マスターズで逆転勝ちし、今回の全豪の前哨戦であるエキジビションマッチ、クーヨン・クラシックでも勝ち。
苦手意識は全くなく、確率は50：50だろうと思っていました。

次はビッグ4の一角、イギリスのＡ．マレー。
さすがに勝つ可能性はぐっと低くなりますが、接戦になれば焦るのは向こう。

今の錦織には、ここで満足とか、昨年11月バーゼル（スイス）でフェデラーと対戦した時のように「憧れの相手とやれる高揚感」といった余計な感情はなく、ひたすら向かって行くだけという心理状態になっているようですから、もしかするとキワドイ勝負にまで持ち込めるかもしれません。

明日の伊達とのミックスダブルスは、良い息抜きとなりそうです。

国家が落ち目になると、音楽やスポーツの世界で、グローバルなスターが誕生すると言われています。

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