ユーロ円の購買力平価は75円!?
千葉の店では味玉ラーメンが750円なので、単純計算では1ユーロ=75円。
98円で歴史的ユーロ安と大騒ぎしている現状とは、かなりの乖離があります。
理由としては、海外では競争相手が少ないので日本より高い値段で勝負できるという仮説が考えられます。
日本で750円の味玉ラーメンが980円で売れるのですから、日本の飲食業はもっと積極的に海外に出た方が得なのかもしれません。
ちなみにNYにある博多一風堂は、人気の赤丸を$14で売っていますが、これは1$=77円換算で1078円。
東京の一風堂では850円ですから、27%も高く売れています。
さきほどの1ユーロ=75円の27%増しは95円。
大体今の相場と合っています。
日本のラーメンの国際競争力は、ソニーよりも強いと判断して良さそうです。
何しろラーメン界にはアップルもサムスンもいないのです。
なお、別の見方をすると、まだまだ円は安いことになります。
ユーロは75円、ドルは61円(850円÷14$)が適正、という恐ろしい解釈もあります。
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