貿易赤字は円安を招くのか
日本が31年ぶりに貿易赤字で円安に振れたと報道されていますが、今後とも赤字傾向が続くのかどうかについては見解が分かれています。
この手の話題は、まずはデータの中身をしっかりと把握することが肝心だと思いますが、ググっても見当たらないので、財務省貿易統計から自分で作りました。
まずは輸出の前年比較。
落ち込んでいるのは、(当然ながら)輸送用機器(車)と電気機器。
この2項目で、2兆5千億円の前年比マイナスです。
しかしながら、一般機械(工作機械等)は昨年より5千億円増加と、こんな状況でも踏ん張っていて、輸出全体の金額は1兆8千億円(2.7%)減の65兆5500億円。
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