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January 11, 2012

台湾の選挙が迫る

823469政治の年2012年の皮切りは、今週土曜日14日の台湾。
総統選挙と立法院(国会)との同日選挙です。

注目の総統選は、国民党の馬英九総統(61)と最大野党・民進党の蔡英文主席(55)の事実上の一騎打ちと言われています。

双方の特徴を簡単にまとめると、

馬英九・・・香港生まれ、親中国、企業寄り、台湾大学→ハーバード卒、ウォール街ローファーム勤務経験有
蔡英文・・・台湾生まれ、独立志向、庶民寄り、台湾大学→コーネル大学、学者肌

日本で言うと、どちらも東大法学部出身で留学経験ありですが、されど僕は自民党、私は民主党、といった感じ。どこの国も対立構図は似ています。

株式市場も中国共産党も、馬英九に肩入れしています。

Z台湾と相関性が高い香港株と比べてみると、香港の方が谷が深いものの、まあパフォーマンスは似たようなもの。

特に選挙結果を嫌気した先行売りが出ているようには見えませんので、下馬評どおり僅差ながら馬英九氏が勝利する結果を織り込んでいるように思います。
もし逆の結果が出れば、ネガティブサプライズで相当の狼狽売りが出るのではないでしょうか。

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