DOWと金利は、どう相関しているのか
この数年間で起こった金融上の重要イベントは、リーマンショックを癒すために実施されたFRBの量的緩和。
MBS(住宅ローン担保証券)の購入を中心に、200兆円近いドルが供給されました。
現在の債券市場が2%の金利を示しているということは、今後10年間の米国経済の成長率も同程度ということになり、仮にバーナンキのインフレ目標2%が実現するなら、債券投資の成果は実質ゼロです。
株式市場が楽観的過ぎるのか、それとも債券市場が悲観しているのか。
さきほどのグラフに日経平均を加えてみると、日本株と米国金利がほぼ同じ動きになります。
日米経済はせいぜい2%程度の低成長。
しかし、米国主要企業は新興国を含む世界の成長を取り込んで堅調に成長していくだろう、ということでしょうか。
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