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January 21, 2012

進む中国の都市化

000cf1a48a860d30c1b502中国国家統計局のデータによれば、2011年末で、中国の都市人口と農村人口はそれぞれ6億9079万人と6億5656万人となり、都市人口が初めて農村人口を超えました。

FTの「China's city population outstrips countryside」によると、イギリスとアメリカにおいて、都市人口が農村人口を超えたのは、それぞれ1851年と1920年。

1851年は、初めての万博がロンドンで開催された年。
ちなみにその時日本は、ペリー来航の2年前です。

19世紀のイギリスは、産業革命で蓄えた資本を元に海外へ進出。
1842年には南京条約で香港島を永久割譲、1858年にはインド統治法を制定して事実上インドを支配化に収め、帝国主義全盛時代をリードしました。

ポンドが基軸通貨だったのは、19世紀中頃から1910~1940年と言われていますから、1851年は正にポンドの時代の幕開けでした。

1920年のアメリカは、禁酒法や赤狩りという暗い時代でしたが、その後の大恐慌、第二次世界大戦を経て、世界の覇権を確立する時代の一歩手前の時期とも言えます。

日本の国勢調査では、市部・郡部という区分けをしていますが、市部人口が半数を越えたのは1955年(昭和31年)。
経済白書が「もはや戦後ではない」と名文句を記載したのが翌年の昭和32年で、この後30年ほどは日本経済が世界を振り回す時代が続きました。

過去に倣えば、中国の都市化は中国経済の更なる飛躍、人民元の国際化を示唆しています。

但し、そのためには国内の政治的な安定が前提条件であり、政治的な安定とは要するに富の分配です。
民主化を求める声は力で押さえつけることが出来ますが、「金よこせ」の声は切実。

世界一の格差をもたらした「共産党」。
中国では、10年以上もジニ係数が公表されていません。

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