シカゴ筋ポジションの確認(1/3時点)
(1月3日) (12月27日) (増減)
カナダドル ▲23371 ▲21812 ▲1559
スイスフラン ▲12355 ▲10798 ▲1557
ポンド ▲31899 ▲29172 ▲2727
円 56481 22585 +33896
ユーロ ▲138909 ▲127879 ▲11030
NZドル 2436 1405 +1031
豪ドル 46537 32637 +13900
目を引くのは、ユーロ売りポジションの更なる増加と、再び大幅に拡大した円買いポジション。
その通り、新年の相場はユーロの下げが加速しています。
ユーロ安は世界中へリスクオフの効果をもたらし、6日の日経平均は▲98円、NYDOWは▲55$。
失業率8.5%、非農業部門雇用者数20万人増という強い米国雇用統計は、ユーロ→ドルを促進し、リスクオフ心理の背中を押すという皮肉な格好にもなりました。
ユーロ安といえば思い出されるのが、昨年9月に「1ユーロ=1.2フラン宣言」をしたスイスフラン。
EUR/CHFのチャートを見ると、さすがに一時の1.24レベルからはスイスフラン高に振れていますが、それでも1.214近辺。
1.2は余裕で守っています。
金融緩和が大嫌いな日銀と、増税に執念を燃やす野田政権。
為替市場から見れば、「もっと円を買ってくれ」というメッセージに見えることでしょう。
この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。
Comments