海南島バブルその後
海南島バブルで検索すると、最近では先月のブルームバーグで「「中国のハワイ」に忍び寄るバブル崩壊の足音」が見つかります。
この記事によると、海南島の最南端に位置する海南省第二の都市「三亜市」の住宅価格は、2010年に48%上昇し、そこから28%下落。
それでも差引では20%の上昇。
の訳はなく、「100→148→106」ですから、ほぼ元に戻ったことになります。
なお、昨年12月、中国人民銀行が3年振りに預金準備率を0.5%引き下げたこと、2011年12月の中国のCPIが前年同期比4.1%増と伸び率が鈍化したことなどから、そろそろ中国当局が金融緩和の方向に向かうのではという観測も生まれています。
左は上海総合指数。
最近ようやく底打ち模様なのは、そのあたりのムードを先取りしたいといった気持ちの現われではないかと思われます。
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