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February 05, 2012

アメリカ不動産の春はまだ遠い

C17f71324bd311e198dd00144feabdc0左のグラフは、FTの「Foreclosure prevention plan has limited impact」の中のものです。

サブプライムローン案件での差し押さえ案件が、再び増えていることが示されています。

オバマ政権は3年前に、HAMPという制度を導入しました。

HAMPとは、「Home Affordable Modification Programme」の略で、市場金利が高い時代に住宅ローンを借りてデフォルトしそうな人の負債額を圧縮し、金利が低いローンに借り換えさせて差し押さえを防ごうという政策ですが、これが期待ほど利用されていません。

理由としては、

・そもそも失業しては借り換えどころではない
・収入が激減した場合、再ローンが組めない
・第二順位の抵当権者が同意しない
・ローンは原則ノンリコースなので、家を手放して再出発する方が早いと考える

などが言われているようです。

こうした状況は、1月31日に発表された11月のケースシラー指数で、主要20都市圏が季節調整済で前月比0.7%低下と冴えない結果であったこととも符合します。

オバマ政権は先週、さらにHAMP規則の緩和に乗り出しました。

米国の住宅市場は下げ止まった感がありますが、雇用よりも遅行性があるので、もう少し我慢が必要のようです。

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