« 「オペラ座の怪人」が25周年 | Main | ベトナム株でさえ上がってきた »

February 09, 2012

政治家の殺し方

51jq8ihadql__ss400_「政治家の殺し方」は、前横浜市長中田宏氏の弁明の書であり、政敵とマスコミへのリベンジの書でもあります。

自己弁護による脚色部分を割り引いても、中田氏とスキャンダルの仕掛け人、どちらが悪役かは明白です。

確かに我々は、中田氏がスキャンダル塗(まみ)れになったことは良く記憶していますが、その結末については余り知りません。
それは偏(ひとえ)に、マスコミは自分の恥部を報じないということに尽きるのだろうと思われます。

マスコミが劣化した理由は、日本社会全体がそうであるように、豊かになって失うものが増え、マスコミ自身が既得権益の中心にいるからでしょう。
あるいは、元々大したものではなかったことが、ネットの普及で顕わになったのかもしれません。

大胆に財政再建を進めた中田氏の政敵は、税金で食う人々です。

垂れ流される社会保障により、いずれ日本の税金はさらに太い流れになる事が不可避でしょうが、それはフリーランチに集(たか)ろうとする人々が、さらに増えることを意味します。

過去、全国274の自治体において、徒歩通勤の職員に「徒歩手当」が支給されていたという調査結果は象徴的です。

そもそもは、電車通勤すれば通勤手当が出るのに、徒歩通勤した場合に何の手当ても出ないのはおかしい、という摩訶不思議な論理が始まりのようです。

税で食う人が増えた国の末路はギリシャ。

昨年、デモに参加していたタクシー運転手が主張していたのは、「これまで一律1200ユーロだった税金が売上に比例するのは我慢ならない。そのうえ、レシート発行まで義務付けられるとは到底容認できない」という理屈でした。

この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。

|

« 「オペラ座の怪人」が25周年 | Main | ベトナム株でさえ上がってきた »

Comments

悲しい現実ですね。本当に日欧はだらしないです。

同じ先進国でも米国はフリーランチをよしとしない方が多い気がします。

多少の分配があっても基本的に甘えを許さない気質こそが長い目でみてアメリカの栄華を支えると私は強くアメリカを信じています。

Posted by: BLUE | February 09, 2012 at 11:08 PM

アメリカは建国以来「自立」が国民の義務。
一方、日本は古代ムラ社会の掟を引きずっていますので、(O社が典型)元々の立ち位置が違いますね。

アメリカは行き過ぎて傍若無人になりがちで、一方
日本は助け合い精神が無責任な総依存社会になりやすい。

時代はオープンな社会に向かっているので、お互いに相手の良いところを取り入れてバランスを取ることがポイントのように思われます。

日本はアメリカの共和党を輸入し、民主党を輸出したいところです。w

Posted by: akazukin | February 10, 2012 at 08:26 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 「オペラ座の怪人」が25周年 | Main | ベトナム株でさえ上がってきた »