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February 26, 2012

ASEAN4+CHINA

Aseanz3ヶ月チャートでは、タイ、ベトナム、中国がトップグループ。
マレーシアが中間にいるのは、この国の置かれた位置からして納得。
インドネシアは最近ダレ気味となっています。

ロイターによると、今週バンコク市場には3億4千万ドル(272億円)が流入し、ジャカルタ市場ではインフレや燃料価格をめぐる不安により外国人投資家が8890万ドルを売り越し。

去年は、インドネシアが最もインフレを抑制しつつ成長出来るだろうと言われていた記憶があります。
インドネシア中銀は今月9日、政策金利を0.25%引き下げて5.75%としましたが、その後も株価は冴えないので、現状の金融政策が市場の支持を得ているとは言い難い面がありそうです。

なお、タイのSET指数は一時16年ぶりの高値を付けたとあり、世界的なリスクオンムードの回復により、アジア新興地域が発展を続けて行くという信頼感が戻ってきたと言えそうです。
タイに関しては、何といっても洪水が心配ですが、一部では対策の遅れが見られるようです。
サハラタナナコン工業団地、洪水対策遅れる
雨季の降雨量によっては、相場への影響があるかもしれません。

ASEAN地域は、カンボジアやミャンマーなど安い人件費の供給地域も残っており、年齢構成も若い国が多く、いくつかの条件はあるものの、投資対象として最も魅力的な地域ではあります。

楽天証券では、アセアン市場の個別銘柄を取り扱うようになりました。

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