シカゴ筋ポジションの確認(2/28時点)
(2月28日) (2月21日) (増減)
カナダドル 22480 14112 +8368
スイスフラン ▲19391 ▲19846 +455
ポンド ▲23235 ▲31350 +8115
円 ▲1203 17257 ▲18460
ユーロ ▲109674 ▲142159 +32485
NZドル 22114 24211 ▲2097
豪ドル 78201 74700 +3501
足元で円の先安感は強く、ドル円は81.8円まで来ました。
豪ドル円は87.8円と90円さえ窺う勢いです。
CMMのポジションで注目されるのは、ついに円がネットショートに変化。
そしてユーロ売りの巻き戻しです。(まだ大量のショートポジションは残っていますが)
円安は続く、いや理由は乏しいといった議論はさておき、感じるのは相場の理屈抜きのリバランス機能と言うか、反転するエネルギーです。
ドル円に関しては、多くの人が82円をまず意識しており、円安第一ステージは終盤に来ていると考えるのが妥当かと思います。
最大の応援団である米国の金利はさほど上がっていませんし、短期筋が円ショートに転じたということは、逆に言うとポジション調整による円安ドライバーが終了したことを意味します。
第二ステージの目標は85~86円近辺だと思いますが、背中を押してくれる材料が欲しいところです。
ちなみにドル円を月足で見ると、2007年に始まった超長期デッドクロスが終了し、今度は超長期ゴールデンクロスに転じるかどうかの分岐点というところです。
リーマンショックは、概ね5年間の楽観相場の巻き戻しでしたから、今回の円高期間も類似しています。
ここを明確に越えると歴史的な円安転換の確率がぐっと上がりますが、それだけに抵抗力は相当強いのであろうと想像されます。
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