シカゴ筋ポジションの確認(3/27時点)
(3月27日) (3月20日) (増減)
カナダドル 23737 42315 ▲18578
スイスフラン ▲15096 ▲11191 ▲3905
ポンド ▲11110 ▲15852 +4742
円 ▲67622 ▲25821 ▲41801
ユーロ ▲89129 ▲82954 ▲6175
NZドル 3984 4210 ▲226
豪ドル 59574 45191 +14383
円のショートが大きく増加しました。
短期筋は円安方向での儲けを期待していますが、これほど増えてしまうと援軍期待は萎みます。
現実の相場は、今月84円に2回チャレンジして失敗し、82円~83円台前半のレンジ相場。
2月以降の円安傾向が壊れてはいないものの、長期に渡る円高トレンドの終了とまでは言えないような状況です。
豪ドルはロング増加で強気方向ですが、実際にはこの27日が今週のピーク。
1.05台からずるずる下がって1.035で終了。
中国への様々な懸念が豪ドル相場に負の影響を与え、弱気サインが複数出ています。
まあ昔を思えばパリティを超えた状態自体が驚きであり、今までが強気過ぎたともいえます。
少し前のように1.04でサポートされているとは言えない状況のため、下値目処をどこまで切り下げて対応するのか、という局面になっています。
1.06~1.04が比較的真空状態に近かったことに比べれば、1.04~1.02は相当に固いはずです。
当面は1.03~1.04近辺の狭いレンジでの値動きを前提としつつ、材料次第によっては更なる下押しも有り得るといったセンチメントでしょうか。
豪ドルロングで勝負する場合は、過去の高値イメージにとらわれず、十分な資金と少し長期戦の用意も必要になるかもしれません。
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