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April 14, 2012

シカゴ筋ポジションの確認(4/10時点)

        (4月10日) (4月3日) (増減)
カナダドル   27967   29487   ▲1520
スイスフラン ▲9919  ▲14676  +4757
ポンド     ▲18784  ▲8807   ▲9977
円       ▲66084   ▲65108 ▲976
ユーロ    ▲101364  ▲79480 ▲21884
NZドル     7170     5846  +1324
豪ドル     39429    49319  ▲9890

4/3~4/10の1週間は、スペイン国債の金利が6%手前まで上昇するなど、再び欧州懸念が高まり、リスクオフトレンドでした。

IMMポジションでは、ユーロ売りの2万枚以上増加や豪ドルロングの減少が、その心理を素直に表し、豪ドル円は85円台から82.5円近辺まで一時下落しました。

にも関わらず、僅かとは言え円売りポジションが増加しているのは意外で、驚きました。

・それだけ円の先安感が強い。
・これではポジションの巻き戻しによる円高が起こりやすい。

両方の見方がありますが、短期的には後者の影響によるもう一段の円高調整(80円の攻防戦)が懸念されます。

12日発表された豪雇用指標が好調だったこともあり、週末時点では一旦円高圧力が緩和されてはいるものの、米国金利は継続して上昇する力強さに欠けており、円安か円高かの方向性は読みにくくなっています。

アップダウンを繰り返す、という予想だけが常に高い確率で当たります。

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