シカゴ筋ポジションの確認(4/10時点)
(4月10日) (4月3日) (増減)
カナダドル 27967 29487 ▲1520
スイスフラン ▲9919 ▲14676 +4757
ポンド ▲18784 ▲8807 ▲9977
円 ▲66084 ▲65108 ▲976
ユーロ ▲101364 ▲79480 ▲21884
NZドル 7170 5846 +1324
豪ドル 39429 49319 ▲9890
4/3~4/10の1週間は、スペイン国債の金利が6%手前まで上昇するなど、再び欧州懸念が高まり、リスクオフトレンドでした。
IMMポジションでは、ユーロ売りの2万枚以上増加や豪ドルロングの減少が、その心理を素直に表し、豪ドル円は85円台から82.5円近辺まで一時下落しました。
にも関わらず、僅かとは言え円売りポジションが増加しているのは意外で、驚きました。
・それだけ円の先安感が強い。
・これではポジションの巻き戻しによる円高が起こりやすい。
両方の見方がありますが、短期的には後者の影響によるもう一段の円高調整(80円の攻防戦)が懸念されます。
12日発表された豪雇用指標が好調だったこともあり、週末時点では一旦円高圧力が緩和されてはいるものの、米国金利は継続して上昇する力強さに欠けており、円安か円高かの方向性は読みにくくなっています。
アップダウンを繰り返す、という予想だけが常に高い確率で当たります。
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