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April 11, 2012

もう一度「プリンセス・プリンセス」を見るとは思わなかった

0024月8日の情熱大陸は「プリンセス・プリンセス」でした。

東日本大震災の復興支援のため、16年ぶりに1年間限定で再結成。
11月の仙台、日本武道館に続いて、12月23日、24日に東京ドーム2日間の追加公演開催を発表しました。

「プリプリ」のピークは7枚目のシングル「Diamonds(ダイアモンド)」をリリースした1989年。
日本で最も商業的に成功したガールズバンドの背景には平成バブルがあり、バブルの消滅と共に「プリプリ」は人々の前から消えました。

日本経済史上、最大の金融緩和状態は、「滲み出し」と言われる周辺経済効果を生み、それまでコアではない人々にもチャンスを与えました。

建設現場の型枠工の日当が軽く10万円を超え、ディスコの黒服がVIPルームの裁量だけで大金を稼ぐ。

「プリプリ」は下積みも長く、決してバブルの勢いだけに乗ったバンドという評価ではありませんが、時代と上手くシンクロしたことで、伝説にまで登り詰めました。

今や5人中3人がママ。

子供をどこに預けるか、という現実の生活臭さを抱えながらの復活も「らしさ」。
甘くもほろ苦かった80年代後半の空気を従えて、大いに盛り上がってもらいたいものです。

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