シカゴ筋ポジションの確認(5/15時点)
(5月15日) (5月8日) (増減)
カナダドル 51005 60095 ▲9090
スイスフラン ▲26694 ▲16494 ▲10200
ポンド 25021 25339 ▲318
円 ▲34315 ▲41093 +6778
ユーロ ▲173869 ▲143984 ▲29885
NZドル 2597 6224 ▲3627
豪ドル 4734 25104 ▲20370
ギリシャは再選挙が確定し、相場はリスクオフの姿勢を強めて円とドルが上昇。
ユーロの売りポジションは更に30000枚近く増加し、豪ドルの買いポジションは急減してほぼゼロ。
それに比べると円売りポジションの巻き戻しはペースが遅く、円高方向への懸念が残っています。
元々ドル円の危機管理モードは円ロング状態ですから、そこまで想定すると大きな「円買い余力」がある事になります。
ユーロ売りポジションは史上最高レベルに積み上がり、これが巻き戻されるとユーロ暴騰さえ十分にありそうですが、そのトリガーとなるイベントがちょっと思いつきません。
ギリシャがユーロ離脱なら候補ですが、その可能性は極めて低いでしょう。
ポジション的にはリスクオフも終盤のはずですが、ギリシャ情勢は非常に読みにくく、相場が最も嫌う不確実性を色濃く感じさせます。
最悪事態の想定も必要という想いが、悲観のピリオドを遅らせています。
この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。
Comments