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June 09, 2012

シカゴ筋ポジションの確認(6/5時点)

        (6月5日)  (5月29日) (増減)
カナダドル  14906     34085  ▲19179
スイスフラン ▲33648  ▲30596 ▲3052
ポンド     ▲2867    1475   ▲4342
円       12073    ▲11330  23403
ユーロ   ▲214418  ▲203415  ▲11003
NZドル    ▲5530   ▲5208   ▲322
豪ドル     ▲51172  ▲35527  ▲15645

注目すべき変化がいくつか見られます。

まず円が買い越しに転じました。
ユーロは更に売りが増加。
豪ドル売りも増えて5万枚以上のネットショート。

ここまで極端にポジションが傾くと、ちょっとしたことで巻き戻しの動きが顕著になるのは当然で、実際6/5以降、上記ポジション変化の逆方向(リスクオン)に進んでいます。

ユーロと豪ドルの売りポジションは過去最高。
どちらも些細なグッドニュースで買われやすくなっており、ショート筋もかなりピリピリしている様子が窺えます。

ちなみに豪ドル/米ドルの詳細は、買いが12579枚、売りが63751枚。
1枚(1コントラクト)は100,000豪ドルなので、約8百万円。
売り合計は金額換算で5100億円になります。

ユーロは買いが36,651、売りが251,069。
1枚が125000ユーロなので、売り25万枚の建玉総計は、約3兆1千億円になります。

欧州はまだまだバッドニュースの在庫が豊富ですが、豪州経済のファンダメンタルは比較的良好なので、豪ドルの巻き戻しの方に、より妙味がありそうに思われます。

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