シカゴ筋ポジションの確認(6/5時点)
(6月5日) (5月29日) (増減)
カナダドル 14906 34085 ▲19179
スイスフラン ▲33648 ▲30596 ▲3052
ポンド ▲2867 1475 ▲4342
円 12073 ▲11330 23403
ユーロ ▲214418 ▲203415 ▲11003
NZドル ▲5530 ▲5208 ▲322
豪ドル ▲51172 ▲35527 ▲15645
注目すべき変化がいくつか見られます。
まず円が買い越しに転じました。
ユーロは更に売りが増加。
豪ドル売りも増えて5万枚以上のネットショート。
ここまで極端にポジションが傾くと、ちょっとしたことで巻き戻しの動きが顕著になるのは当然で、実際6/5以降、上記ポジション変化の逆方向(リスクオン)に進んでいます。
ユーロと豪ドルの売りポジションは過去最高。
どちらも些細なグッドニュースで買われやすくなっており、ショート筋もかなりピリピリしている様子が窺えます。
ちなみに豪ドル/米ドルの詳細は、買いが12579枚、売りが63751枚。
1枚(1コントラクト)は100,000豪ドルなので、約8百万円。
売り合計は金額換算で5100億円になります。
ユーロは買いが36,651、売りが251,069。
1枚が125000ユーロなので、売り25万枚の建玉総計は、約3兆1千億円になります。
欧州はまだまだバッドニュースの在庫が豊富ですが、豪州経済のファンダメンタルは比較的良好なので、豪ドルの巻き戻しの方に、より妙味がありそうに思われます。
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