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June 03, 2012

金相場はSell in Mayを通過したのか

Z1NYに上場する金、銀、原油、農産物のETF。
先週末、DOW下落に連れて急降下する原油(OIL)を尻目に、金・銀は反発しました。

特にGOLDは、これまでリスクオフによるドル回帰で売られて来ましたが、今後は風景が一変し、追加緩和期待で上値追いの相場になるとの有力な見方もあります。

金ETF以上に激しく揺れ動くのが金鉱株。

Z_3ABXはトロントに本社を置くBarrick Gold(バリックゴールド)。
財務も良好で、金鉱株NO1と言って良いと思います。

NEMはコロラド州デンバーに本拠があるアメリカのニューモント。
2006年に金産出量NO1の地位をバリックに明け渡し、時価総額も大きく負けています。

AUは、南アフリカのアングロゴールド・アシャンティ。

3社とも同じような動き。
ややABXの反発力が大きいように見えるのは、やはりNO1銘柄有利の心理でしょうか。

細かく見ると、反発が始まったのは5月16日。
これは4月のFOMC議事録が公開されて、「景気が失速した場合は追加金融緩和の必要があるとの見方を数人のメンバーが示していた」と伝わった日です。

この瞬間に買う反射神経があれば、既に20%近くも利が乗っています。

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