豪ドル長期チャートの確認
長く天井だった「0.8」を2007年にブレイク。
そして2010年には「1」をブレイク。
次々と新世界に入っています。
この調子だと、2013年には「1.2」に到達でしょうか?
今年5月のリスクオフ相場においても下限は0.95程度であり、リーマンショック時の0.6の再現を懸念するのは現実的ではありません。
豪ドル円とは違い、レンジが切り上がっている相場ですが、これは金融緩和を繰り返し、通貨の質を劣化させ続ける基軸通貨国と、資源国家であり通貨高に絶え得る豪州との基本的な通貨戦略の違いにも起因していると考えられます。
左のグラフは、豪州の貿易収支の推移。
以前は「豪州は貿易赤字なので自国通貨を防衛するため金利を高くしている」と教えられましたが、最近の情勢は、大分違ってきています。
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