なぜ米国リートはグイグイ買われるのか
しかしながら、アメリカのWEBサイトを見ると、長期金利1.5%、S&P500の平均配当利回り2.6%よりも高いし、インフレヘッジにもなるので買われていると解説されているようです。
米国長期金利は4月の2.2%から大きく低下しているので、そこに単純に反応しているという見方がわかりやすいようです。
米国長期債(TLH)も加えた比較チャートは、こうなります。
この3ヶ月間の上昇率は、長期債券の上昇率とほぼ同じです。
今の状況でインフレヘッジの必要性が高いとは思えませんが、かつてリーマン前にマイナスイールドスプレッドまで買い進めた米国人投資家には、特段の違和感が無いのかもしれません。
日本で最も高く買われているのは、時価総額最大であるNBFの4.1%。
やはり流動性は重要ということでしょう。
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