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August 12, 2012

新興国3通貨の比較

豪ドル、ランド(南ア)、レアル(ブラジル)の3ヶ月チャートです。
3zオーストラリアを新興国とするのは適切ではないでしょうが、3通貨とも投資家のリスク選好心理を反映しやすい通貨ではあります。

豪ドルほどのエネルギーはないものの、ランド、レアルもどうやら底打ち気味。
「セル・イン・メイ」前の水準に戻りつつあります。

欧州発のバッドニュースによってガラッと状況が変わってしまうことは懸念されるものの、トレンドとしてはリスクテイク(ドルを売って高金利通貨を買う)の心理が回復しつつあるように感じられます。

背景としては、世界的金融緩和の継続、米国株の堅調さ、米国不動産市場の回復期待などが考えられそうです。
また相場に大きな影響のある米国雇用統計において、7月の非農業部門雇用者数が16.3万人増加したこともポジティブでした。

下のグラフの折れ線は、非農業部門の雇用者数増減を5ヶ月平均にして、なだらかに表現したものです。
Photo_2
昨年9月が底で、今年3~4月がピークになっており、概ねリスク資産の動向とシンクロしているように思われます。

折れ線の角度は今なお下向きですが、8月雇用統計も7月並の16万人程度だと上向きに変わりますので注目されます。

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Comments

ご指摘の通り明らかに「リスクオン」と私も感じております。

ただ豪ドルの強さの度合いがちょっとだけしっくりこないんです。

円同様にユーロからの待避通貨としての色合いを帯び初めてはいないのでしょうか?ドルやユーロから先進国資源国通貨やアジア通貨への分散序章?のような感じもします。気のせいですよね(笑)

Posted by: BLUE | August 13, 2012 at 01:36 AM

ニュースで確認できるだけでも、チェコ中銀、ロシア中銀等が外貨準備に豪ドルを加えています。
こうした一方通行の需要が豪ドルを支えていることは確かだと思います。
今は当たり前になっていますが、数年前までは豪ドルが対ドルでパリティを越えるとは想像だにしていませんでした。
ただ、日常の値動きは、こうした思惑を背景にした短期投機的なポジションの動向で、ほぼ説明できそうに感じています。

Posted by: akazukin | August 13, 2012 at 05:48 PM

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