シカゴ筋ポジションの確認(7/31時点)
(7月31日) (7月24日)(増減)
カナダドル 12449 ▲2432 +14881
スイスフラン ▲18808 ▲25945 +7137
ポンド ▲1810 ▲2934 +1124
円 32254 25061 +7193
ユーロ ▲138994 ▲155066 +16072
NZドル 10347 7779 +2568
豪ドル 37235 26443 +10792
すべての通貨で増減がプラスになりました。
リスクオンのドル売り傾向だったことが読み取れますが、そこに雇用統計がポジティブであり、トレンドを後押ししました。
7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が16万3000人増と過去5カ月で最も大幅な伸びとなったものの、失業率は先月の8.2%から8.3%に上昇。
企業は雇用に慎重であり、補充はするものの総人件費は抑制する方向性にあると思われます。
黙っていてもあまねくチャンスが行き渡ったような過去とは違いそうです。
毎度言いますが、アメリカの不動産市況が底打ちから反転上昇に転じる可能性があることは大きなプラス材料です。
ただし、この恩恵も従来ほど広くは行き渡らないかもしれません。
確かにDOWは底堅く、大崩れしません。
しかしながら、雇用という形で富の分配が進みにくい社会は、経済的に復活しても政治的には困難な状況が続きそうです。
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Posted by: akazukin | August 14, 2012 09:15 AM