小鹿田焼(おんたやき)の里を訪ねる
地区の一角には小鹿田焼陶芸館があり、作品の陳列の他、記録映像の上映もされています。
小鹿田焼は、イギリスの陶芸家、バーナード・リーチの紹介によって広く知られるようになりました。
現在は地区全体が「小鹿田焼の里」の名称で重要文化的景観として選定されており、僅か10軒の陶芸家が「一子相伝」により伝統技術を伝承しています。
小鹿田焼の代表的なデザインは、写真のようなハケ目模様です。
小鹿田焼の里では、鹿威(ししおど)しの要領で陶土を粉砕する、「ギーッ、ドスン」という唐臼(からうす)の音が響きます。
この日本の原風景のような風情は国宝級であり、小鹿田焼の最大の魅力かもしれません。
焼酎のお湯割りに良さそうな湯飲みを1000円で買いました。
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