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August 30, 2012

韓国併合への道 完全版

「韓国併合への道 完全版 (文春新書)」は、2000年に出版されたものに、「日本の統治は悪だったのか」「反日政策と従軍慰安婦」が加筆されています。
一言で言えば、韓国人が書いた朝鮮の情けない歴史です。

わざわざこのような本を韓国人が書く動機は、本国での歴史観が一方的で偏っているからに決まっています。
ハングル語で出版したら殺されるかもしれません。

実際著者は2007年、母親の葬儀で韓国に帰郷しようとしたところ、日本での「反韓国的な活動」により入国が拒否され、日本国総領事館から日本人への人権侵害(著者は帰化していた)との申し出によって、ようやく入国出来たという事実があります。

本書が軸とする歴史の流れはこうです。

『近代化を進めた明治日本ですが、最大の懸念は帝国ロシアの南下政策。
清の属国であった李氏朝鮮が独立国家としてロシアを食い止める力を持つよう、日本は支援。
福沢諭吉は多くの開明的韓国青年を受け入れ、中でも優秀だった金玉均(キム・オッキュン)は腐敗した李氏朝鮮に見切りをつけ、日本軍の協力を得てクーデターを実行。
しかしながら、閔妃を中心とした保守派の閔氏一族は清と結託して反対にまわり、クーデターは3日で失敗。
その後の朝鮮も圧政が続き、農民反乱(東学党の乱)が勃発。
その鎮圧のため、日本と清が衝突し、日清戦争へ。
下関条約によって朝鮮は独立が明記されたものの、李朝政府は今度はロシアと通じて日本に対抗。
その間にシベリア鉄道が完成し、日本はロシアに満州からの撤退を求めるが拒否され、日露戦争へ。
勝利した日本は韓国へのロシア権益を排除するため韓国を保護下へ。
韓国国内では、むしろ積極的に日本との「合邦」を願う一進会が勢力を拡大。
日本国内では併合に慎重だった伊藤博文が死去すると、中国膨張論を唱える軍部の力が増し、併合が決定。』

中国とロシアを破った日本と、防衛力の無い朝鮮。
当時は力の差が歴然としていて、自力であの時代を生き抜くことは不可能だった。
また、日本の支配も言われているほど過酷なものではなかった。

という日本寄り、いや客観的な歴史が綴られています。

また、韓国の「超血縁重視」の原因については、次のように解説されています。

『李氏朝鮮は中国を真似、中国以上に統一性の威厳を強化し続けてきた。
広大な領土を治めるための中央集権制を、狭小な朝鮮半島内で本家以上に徹底したため、世界に類例を見ない硬直した官僚国家が出来上がった。
徹底的に企画化された制度への執着は、全ての非正統的活動を排除したため、人々は様々な利益を軸に結び付き、様々な社会集団を形成して社会活動を展開するという本来の姿が阻害された。
そのため人々は唯一残された血縁という小集団に自らを追い込むしかなく、バラバラに分散した個が一様に中央の一点を目指すダイナミズムだけが残された。』

何しろ韓国人が書いているので、その精神構造分析には説得力があります。

韓国人は自らの責任を直視せず、何でも日本のせいにして日韓関係を不当に悪化させている、というのが平均的な日本人の感覚でしょうが、著者は「その通りです」と言っています。


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