FOMCはQE3を決定
米連邦準備理事会(FRB)は13日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、量的緩和第3弾(QE3)の実施を発表しました。
実施されない可能性もあると思い、少しポジションを整理しておきましたが、無駄に終わりました。
日銀の場合、「既に十分緩和したが効果が無い」「緩和の副作用が心配」などと理屈が先行しがちですが、バーナンキの場合は「効果が限定的なことなんかわかっているが、やる。自分から効果がないなんて言い出したら、あるものもなくなってしまう」というスタンスかと思われます。
所詮、政治は感情、経済は心理です。
もう少し生臭い見方をすると、
ロムニーが勝ったら自分は再任されない。
オバマが勝つには雇用が必要。
雇用には住宅市場のてこ入れが効果的。
よっしゃー、MBS(住宅ローン担保証券)の一点集中買いだ!
という極めて現実的な判断をしたと理解することも出来ます。
こう整理してみると、彼は絶対やると事前に判断しておくのが正しかったように思えてきました。
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