オランダ総選挙は賢明な結果
オランダは1994年から2002年まで、自由民主党と労働党に民主66を加えた連立政権でしたが、今回は自民、労働二党だけでも議席80となり、150議席の過半数を確保可能です。
オランダ国民は、EU脱退など過激な選択肢を排除し、現状の枠組みの中で、緊縮(自民党)と反緊縮(労働党)のバランスを探ろうとしていると見て取れます。
急激な変化や極端な議論による混乱を避け、目の前にある仕組みの中で改善を積み重ねようという、さすが「優等生」の回答だと思われます。
オランダはまだ余裕があるということかもしれません。
貧しくなると冷静な判断が出来なくなります。
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