清武はニュルンベルクの香川だ

ブンデスリーガ第３節、ニュルンベルク対ボルシアＭＧの一戦は、３－２でアウェーのニュルンベルクが勝利。
ニュルンベルクMF清武弘嗣は、トップ下で先発して８８分までプレー。
前半にＦＫ、ＣＫとセットプレーで２つのアシストを記録すると、５５分にはこの試合の決勝点となるドイツ初ゴールを挙げ、全得点に絡む大活躍を見せました。

１２日付けのドイツ『Ｓｐｏｒｔｓ　Ｂｉｌｄ』紙は、「清武はニュルンベルクの香川だ」と紹介しています。

特に3点目のゴールが素晴らしいです。

相手の激しいチェックで躓きそうになりながらも体勢を立て直してボールをキープ、3人に囲まれながらも「股抜き」で相手ＧＫの逆をついてゴール。

試合後のインタビューでは、「ああいうシーンでは相手が足を出してくるってわかっていたので、相手のまたを狙うか、横を狙うかという感じで打ったらうまく入って良かったです」と冷静に語りました。

日本を発つ前、
「シンジ君が活躍できるなら僕も出来るはずです」。

そう話していた九州男児は、家族と共に、香川の開拓した道を力強く踏み出しました。