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September 12, 2012

オランダ総選挙の行方は

今日12日はオランダ総選挙の投票日。

オランダは二院制で、上院が各州議員が選ぶ間接選挙、下院が直接選挙。
下院の定数は150議席で任期4年です。

前回下院選挙は2010年6月。

結果は、自由民主国民党(ルッテ党首)31議席、労働党30議席、自由党24議席、キリスト教民主アピール21議席、社会党15議席、その他29議席と乱立状態になって組閣に難航。

結局、中道右派の自由民主党とキリスト教民主アピール(計52議席)が与党になり、それに24議席の自由党(極右)が閣外協力して合計76議席とギリギリ過半数になりました。

しかしながら任期をまだ残した今年春、自由党が緊縮財政に反対し、EU脱退を訴えたことから政権が崩壊。
この10年で5回目となる今回の選挙を迎えました。

オランダで思い浮かぶ企業といえば、フィリップス、ハイネケン、ユニリーバ、ロイヤルダッチシェルなど。

ドイツと並んで経済の優等生と言われていたオランダも、南欧のように「我慢できない」の方向に舵を切るのでしょうか。

参考:欧州主要国の経常収支(2011年)

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