有事銘柄といえば

真っ先に思いつくのは三菱重工。（写真は同社製、陸上自衛隊の最新主力戦車）

1974年8月には、東京のど真ん中、三菱重工業東京本社ビル（丸の内）で、東アジア反日武装戦線「狼」による無差別爆弾テロ事件がありました。
このとき見たニュースの映像は、おぼろげながら覚えています。

その他、ＩＨＩ、川崎重工、新明和など、とにかく作っているものが重たそうな銘柄が頭に浮かびます。

防衛省は調達額を公開しています（pdfにリンク）。

Ｈ21年度調達額を相手先別に見ると、1位はやはり三菱重工。
2629億円で、全体の21％。

2位はやや意外でしたが、三菱電機。
1827億円で15％弱。

ちなみに三菱電機は経費水増し請求事件によって、グループ4社が防衛省より指名停止扱いになっていますが、その間も中距離地対空誘導弾などで1000億円以上の受注を獲得していると報じられています。

「ピーナッツ」の頃から、防衛産業とコンプライアンスの相性が良い訳ないですし、そもそもマトモな「定価」なんてある商品じゃ無いですからね。