Kindle本は消費税分安い
Kindle本体はまだ予約段階ですが、Kindleストアは既にオープンしています。
まずは試しにと、朝日新聞で唯一まともな記者(?)と称される大鹿 靖明氏の「堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産」を買ってみました。
PCで買って、NEXUS7で同期するだけなので、非常に簡単です。
価格は、ちょうど1000円。
Bookliveで全く同じ本を見ると、1050円でした。
アマゾンのサイト、「ヘルプ > 支払い方法 > 消費税」を見ると、
Amazon.co.jpが販売するKindle(電子書籍)、MP3、ダウンロード版PCソフト商品およびAmazon.co.jpが提供するアプリには、消費税は課税されません。
と記載されています。
ここまで書くからには、日本の国税当局と協議済みでしょう。
そもそもAMAZONは米国税当局を味方に付け、日本で法人税を支払っていないと言われていますが、イギリスでも払っていないようです。
また、米国内でも取引は本社のあるワシントン州で行われたとして、倉庫の存在する州の消費税を支払わないため、テキサス州は訴訟を起こしました。
この結果、AMAZONは今年6月1日売り上げ分から州消費税を顧客から徴収することで合意した、と報道されています。
これから消費税が10%、更にはそれ以上に上がった場合、日本の電子書籍サイトは立ち行かなくなるでしょう。
いや、既に私のケースのように影響は出ています。
それとも日本人は、愛国心から高い商品を買うのでしょうか。
それとも再販制度自体がなし崩しになり、消費税どころか本体価格でも差が付いて、アマゾンが電子書籍を独占する世界となるのでしょうか。
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