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October 06, 2012

米国雇用統計は、まずまずポジティブ

昨日10月5日に発表されたアメリカの9月の非農業部門雇用者数は+11.4万人。
ほぼ予想通りでしたが、8月数値は+9.6万人から+14.2万人と大幅上方修正でびっくり。

上方修正は良いニュースには違いませんが、4万人以上も大きく振れる指標に、毎月1万人多いとか少ないとかで一喜一憂しているのは馬鹿馬鹿しいと感じた方も多いのではないでしょうか。

また失業率は8.2%から7.8%に大きく改善。
これも大統領選挙に絡んで不正があるのではないかと一部で批判が起こっています。

いずれにせよサンプル調査に誤差はつきもの。
長期的なトレンドで見ることがポイントかと思われます。

Photo私が作っている非農業部門雇用者増加数の5ヶ月移動平均線(折れ線)は、僅かながら上向きになっています。

不動産市況の底打ち等を背景に、緩やかな雇用環境の回復局面であるものと思われます。

このトレンドが突発的な事態で崩れなければ、半年後くらいには楽観の短期的なピークを迎える可能性も(期待を込めて)考えられます。


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