シカゴ筋ポジションの確認(11/13時点)
(11月13日) (11月6日)(増減)
カナダドル 66119 74762 ▲8643
スイスフラン ▲8888 ▲303 ▲8585
ポンド 8228 19279 ▲11051
円 ▲30447 ▲40104 +9657
ユーロ ▲83646 ▲67141 ▲16505
NZドル 19194 19388 ▲194
豪ドル 68146 60317 +7829
円はショート減少と安全方向への動き。
ユーロはまたじわりと弱気が増えています。
豪ドルは買いが増えました。
ドル円が円安方向へ急動意したのは、この直後の14日からです。
ドル円がドル高方向に動くのは、日米金利が「米>日」方向になった時というのが定番ですが、左のグラフのように足下の米国市場は「財政の崖」懸念で株安債券高(金利安)。
今回ばかりは、日本の事情(政権交代→金融緩和)で円安になったレアケースと言えそうです。
そもそも米株安はドルへの避難を促す面もあるので、その意味ではドル円上昇を支援したのかもしれません。
この機会に少し日本株を売って、米国(ドル)に戻すような投資家がいることは自然に思われます。
「2~3%のインフレ目標を設けて日銀に無制限に緩和してもらう」「日銀法改正を視野に入れ、大胆な金融緩和をする。かつての自民党とは次元を変えた経済政策をとってデフレ脱却に挑む」
大変勇ましい発言ですが、そもそも選挙前の政治家の発言がそのまま実行されることなど滅多に(絶対に?)ありません。
安倍発言だけがエンジンなのであれば、この円安は一過性の可能性もあります。
やはり相場の主役はアメリカなので、米国経済が復活してファンダメンタルがドル高を示唆しないと、円安傾向は長続きしないような気はします。
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