シカゴ筋ポジションの確認(11/20時点)
先週はCMEの発表が遅れました。
本来の23日金曜日はブラックフライデーですから、開示担当者がショッピングに行ってしまったものと思われます。
調べてみると、昨年の11月第四週も同様に遅れていました。
(11月20日) (11月13日) (増減)
カナダドル 61446 66119 ▲4673
スイスフラン ▲12488 ▲8888 ▲3600
ポンド 730 8228 ▲7498
円 ▲51389 ▲30447 ▲20942
ユーロ ▲91400 ▲83646 ▲7754
NZドル 17858 19194 ▲1336
豪ドル 64711 68146 ▲3375
目立つのは円ショートの増加ですが、足元では円安が一休みの状態です。
ユーロは相変わらず、じわじわ売り。
オセアニア通貨は警戒感で調整。
全て「▲」が並んでいることが象徴するように、相場には一服感が漂います。
いわゆる「安倍トレード」第一幕は終了。
さらなる構造的な円安要因が相場のメインテーマになるには、選挙結果を含め、今後の日本経済が本当にデフレを脱却していくような展開が期待されるのかどうかがポイント。
単に日銀の金融政策だけで解決できるなどと、相場参加者は誰も思っていません。
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