シカゴ筋ポジションの確認(12/24時点)
(12月24日) (12月18日)(増減)
カナダドル 63352 74278 ▲10926
スイスフラン 11435 4280 7155
ポンド 37321 28036 9285
円 ▲85608 ▲89163 +3555
ユーロ ▲2549 ▲9736 +7187
NZドル 14739 14230 +509
豪ドル 75433 97496 ▲22063
円ショートポジションは若干減っていますが、クリスマス前のポジション調整といったところでしょうか。
現実の為替市場に特段の影響は与えていません。
豪ドルのロングポジション減少が目立ちます。
欧州債務危機問題が落ち着き、ユーロから豪ドルへの避難需要も囃されなくなりました。
豪ドル/米ドルのボラティリティは低く、大変静かです。
為替市場は、「ユーロ売り」に替わって「円売り」という新たな目標を見つけました。
テーマとしてはまだ若く、来年も再来年もこれで行きたい、と多くの参加者が思っている心の中が透けて見えます。
ユーロ売りがリスクオフだとすれば、円売りはリスクオンの方向。
欧州危機が一段落し、米国住宅市場も反転しそうな時期にタイミング良く安倍発言が飛び出し、燻っていた薪に一気に火が点いたといった感じでしょうか。
とにもかくにも、これだけ燃え上がってしまうと、簡単には消火できなくなったように感じられます。
日米韓中、4ヶ国全てで政権交代イベントがあった2012年に比べると、2013年は各国が腰を据えて政治課題に取り組める体制のはずと言われています。
多くの問題が解決される、良い年になるでしょうか。
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