カリフォルニアの住宅争奪戦
スタンダード・アンド・プアーズが26日に発表したケース・シラー住宅価格指数によると、10月の主要20都市圏の指数は、季節調整済で前月比0.7%上昇。
9カ月連続で上昇し、国内不動産市場の改善傾向が鮮明と報道されています。
2006年以来、初めて前年比プラスとなることが濃厚で、WSJはHome Prices Hit a Milestone(住宅価格は節目を越えた)と表現しています。
記事によると、
アナハイム(カリフォルニア)の不動産仲介業者曰く、中古市場は完全に売り手市場で、先月はガーデングローブ市で4ベッドルームの家が52人のオークションとなり、売主希望価格より10%高い32万ドル(2750万円)で成約した。
中古の競争率が高いので、並べば先着順で買える新築にも客が集中。
何日も前から「キャンプ」する購入希望客もおり、順番取りのバイト代は、1日250$(21000円)になっていると書かれています。
まるで日本のバブル時代のようで、俄かには信じられないフィーバー(死語か)振り。
あくまで一部での現象だとしても、そんなに盛り上がっているとは驚きです。
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