世界で勝負する仕事術
世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書)の著者、竹内健氏は、東芝入社後、技術者にも経営が必要と、スタンフォードに留学してMBAを取得。
帰国後はフラッシュメモリーのプロジェクトリーダーに抜擢。
花形エンジニアとなり、色々と「良い思い」をしつつ、古い企業体質の改革を目指すものの、あきらめて退社。
母校東大に戻って研究者となり、現在は中央大学教授。
という経歴が示すように、駄目だと思ったらすぐ行動。
変化の早い半導体業界を生き抜くには、これくらいの変わり身の早さが必要だということでしょう。
本書は新書に求められる、読みやすさ、面白さ、適度な含蓄の三要素を全て兼ね備えています。
単なるエンジニアでは無く、MBA。
流石です。
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