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December 30, 2012

今こそ米国株は合理的行動なのか

日経ネット27日の記事「個人マネー、米アップルへ分流 日本株高で分散投資」によれば、マネックス証券でアメリカ株の取引が増えているとのこと。

①もしかすると、日本株人気は短命かもしれない。
日本が高い今こそ、利確してアメリカだ。

②来年も円安は続く。
円をドルへ替えたので、どうせなら株にして増やそう。

③アメリカ経済は上向き。
住宅市場の回復、シェールガスで貿易改善と、足腰は強い。
財政の崖懸念で調整中の今は、買いチャンスだ。

④アベノミクスのワーストシナリオはハイパーインフレで財政破綻。
数年先を見越せば、外貨投資は生き残りのための必須手段だ。

アメリカに向かう個人投資家の心理は、こういったところでしょうか。

マネックス証券のレポートでは、低PER、低PBRの小型株として、NC、JBSS、STC、FVE、YONG、LION、HERO、MILL、FDEF、MINI等を推奨しています。

私は資産防衛という観点でいうと、JNJ、PG、KO(コカコーラ)など安定した大型株で、比較的配当の高いものが好きです。

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Comments

アメリカですか…うーん世界に楽観的なら今はむしろ牽引される側つまりエクスポーターのアジアや日本の株式でしょうし、逆に日本のハイパーインフレーションが引っ掛かるなら外貨や金貨等々と思います。

証券会社のその「どちらにも効く」処方箋はなんか違和感お感じになりませんか?

私もある程度は米国株を長期でロングしています(笑)「PG」はその一つですm(__)m

Posted by: BLUE | December 30, 2012 11:09 AM

証券会社の見立ては究極のポジショントークなので取りあえず置いておくとして、今から1年という期間で見ると、日本株の高いところを米株の安そうなところに淡淡と一定程度乗り換えるポートフォリオ修正は、やってみる価値があるのではないかと感じています。
ポイントはモチロン、為替動向ですね。
こればかりは予想不能ですが、もはや「行き過ぎた円高には戻らない」という現状のコンセンサスが継続することが大前提です。
PGは私も持ってます。


Posted by: akazukin | December 30, 2012 12:06 PM

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