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January 26, 2013

シカゴ筋ポジションの確認(1/22時点)

       (1月22日) (1月15日)(増減)
カナダドル  57952   68668  ▲10716
スイスフラン 6384    12770  ▲6386
ポンド    17938    28338  ▲10400
円      ▲64068  ▲65727 +1659
ユーロ     21381   7315  +14066
NZドル    23532   22262  +1270
豪ドル     97011  89057  +7954

この期間は22日の日銀政策決定会合を警戒し、ドル円が88円台前半まで調整した時期を含んでおり、円ショートも若干ながら減少。
ユーロは強気増加、オセアニア通貨もプラスです。

日銀の発表は、相変わらずの渋々緩和。
看板だけ2%の面従腹背的内容で、ドル円が「Sell the Fact」で2円ほど調整したのも当然でしたが、その後の回復振りは劇的。
あっという間に91円にタッチ、今週は90.9円で終了しました。

円安が行き過ぎたレベルにあることを語るのは簡単ですが、むしろ数字では語れない勢いがあると見るしか無い状況です。

逆に言えば、日本の政治家の発言で円安になっている訳でも無く、関係者は偉そうに具体的な目標値を語る振る舞いは厳に慎むべきです。

アメリカの三大自動車メーカーは、円安に対抗し、日本に対し懲罰的措置を取るようオバマ政権に要請しており、米国が今の為替水準にどのような見解を示すのかは重要です。

また、ドイツのショイブレ財相は「世界的に金融市場は流動性が過剰で、日本が大幅に支出を増やせば、限界を超えてしまうリスクがある」と警告していますが、2003~2007年の円キャリートレードが米国の住宅バブルを支えたことを考慮すれば、これも真っ当な指摘ではあります。

一方ソロスは、ドイツの緊縮主義に反対で、円安についても一定の理解を示す発言を行っています。

我々の将来にとって重要なことは、どこまで円安になるかを気にかけることでは無く、このラストチャンス(?)に国際競争力の強化が出来るかどうかです。

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Comments

円安止まりませんね。

私は「貿易赤字」が続く限りこの基調は変わらないかもしれないと危惧しています。

統計をあらためて読んで日本の黒字(=生産性)が「原発というレバレッジ」にここまで依拠していた事実に愕然としました。

アベノミクスは単にきっかけに過ぎない、早く、輸出が拡大して、均衡点をと祈るような気になります。

Posted by: BLUE | January 28, 2013 at 12:50 AM

昨年の所得収支(11月まで)は+14兆円あり、経常収支は5兆円程度黒字。
日本財政の帳尻を、市場は深刻には捉えていないと思われますが、おっしゃるように次なる均衡点は未だ見えてきていません。
今にして思うと、大借金国家に取っては円高が一つの均衡を与えていた訳で、円安は一般消費者に優しい従来型の均衡を破壊し、より競争志向の実力主義社会への変化とも言えそうです。

Posted by: akazukin | January 28, 2013 at 07:25 PM

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