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January 30, 2013

ケータイ3社の株価動向

3_2株価が上昇を始めたこの3ヶ月間のパフォーマンスを見ると、ソフトバンク、ドコモ、KDDIの順。
直接の円安恩恵銘柄ではないので、SB以外は日経平均に負けています。

SBはM&Aに伴うネガティブ評価で、10月には2200円まで売られましたが、しっかり3000円台に戻しました。
急落時、一部のアナリストが「天与の買い場!」と叫んでいましたが、その通りでした。

KDDIは業績好調。
今3月期の連結営業利益を前年比5.7%増の5050億円(従来予想は5000億円)に上方修正し、株式2分割も発表。
予想PERは11倍と、割高感を感じさせないバリュエーションとなっています。

ドコモは相変わらずMNPの草刈場となってはいるものの、11月の▲21万2100件から、12月は▲13万2100件まで持ち直し。

シャープの新型省電力液晶IGZO搭載のZETAシリーズや、2月発売のXperiaZなどで盛り返しの兆しがあります。

今日発表された第3Q決算は、営業利益が前期比5.6%減と成長性は期待薄。
ただし、自己資本比率70%を越える安定した財務基盤で、今期予想PERはKDDIと同じ11倍。

過去の糞M&Aで1兆5千億円をドブに捨てた反省からか、最近3年間は5200円、5600円、6000円と増配傾向にあり、現時点の配当利回り4.4%は魅力的ではあります。

なお、最近株価急落のアップルが、iPhoneの販売代理交渉でドコモに譲歩するのではないかという観測があります。

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