南アフリカ経済は揺れている
相変わらずの社会不安は、ランド売りの材料です。
中国を筆頭に全般好調ですが、1月以降南アフリカETFのEZAは軟調。
ランド、南ア株、共に懸念がチャートに現れています。
先週25日には政策金利が発表されましたが、予想通り年率5.0%で据え置きでした。
マーカス中銀総裁は、主要輸出先の欧州経済が弱いこと、ストライキの広がりでランドが売られ、輸入品の物価高などインフレ上昇のリスクが高まってきていること等に言及しています。
今のところ12月のCPIは5.7%とインフレ目標(3-6%)の範囲内で推移しており、危険な状態の一歩手前といったところです。
人格者マンデラの後では誰がやっても物足りないのは当然ですが、それにしても今の強姦魔(?)ズマがリーダーでは、市場の信頼にも限界があるといったところでしょうか。
まあ、今どき金利が高い通貨は、その見返りに不安定さを抱えているのが当然かもしれません。
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