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January 02, 2013

ドル建てで見た日本株

Z日経平均(N225)とDOWの5年比較チャートです。

元々日本株はNYの「後追い」に過ぎないと言われていたものですが、後追いならまだしも、「置き去り」が始まった時期が、ぴったり2009年9月。
何とも象徴的です。

先月その重しが外れましたので、元の後追いに戻ると仮定するなら、ゴールは3割高の13500円あたりです。

もっとも、我々が米国株を日本円換算で見ているように、海外からは日本株をドル建てで見ていますので、視点を変えると風景は次のグラフのように変貌します。

Chart置き去りの起点となった2009年9月はグラフ上の110あたりですが、それ以降は低迷というよりも、110~130のレンジ相場といった印象です。

3.11後の100近辺からは短期間で反発していますし、海外勢は、高ければ売り、安ければ買い、のトレードスタイルで参加していると言われるのも頷けます。

昨年来の円安相場では、パッシブスタイルだと、「日本株は配分10%って決めているが、このまま円安が進むと少し割りそうだな。買い増して埋めておこう」

アクティブスタイルだと、「円安で日本株上昇と騒がしいが、まだレンジの下の方じゃないか。この値段なら優良株を買っておこう」

という感じかもしれません。

ちなみにグラフの130のラインは、ドル円90円だと11500円、100円だと13000円くらいになると思いますが、「過去2年で2回もあったこと」です。


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