豪ドルはいつまで強いのか
グラフは、豪ドル/米ドルの10年チャート。
デッドクロスしているようにも見えます。
リーマンショックの0.6~0.7というレンジは異常値でしょうが、現在の「パリティ以上が当たり前」状態も、ある意味異常。
リーマンショック前に豪ドルが対ドルで最高値0.96を付けた2008年春、金利差は5%ありましたが、今では3%しかありません。
金利差で説明出来ないのは、それだけアメリカがドルをばらまいて米ドルの価値が薄まったからだとも考えられますが、だとすればアメリカの物価が上がり、購買力平価に沿って豪ドルが上がっているということになりそうですが、グラフ(出典:M2J)のように、購買力平価との乖離は大きく広がっています。
ドルに以前のように金利が付くようになれば、豪ドル/米ドルは0.9~1.0のレンジにいるのが落ち着くように思えるのですが、豪ドル人気は高く、簡単には実現しそうにありません。
































































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