反発が鈍い為替相場
昨日26日のDOWは3桁の上昇でしたが、今日の日経平均は▲145円。
昨日下げ足りなかったこと、イタリア状況の様子見で為替相場が円安方向へ期待ほどリバウンドしないこと等で売り姿勢に転じたように感じられます。
そもそもここまでの円安は、ユーロ危機の後退観測が主因。
アベノミクスは脇役です。
左グラフのように、イタリア国債金利とドル円の相関性は高く、リスクオンオフの鍵は欧州次第。(出典:http://toyokeizai.net/articles/-/12624)
イタリア政治が方向感を失ってギリシャ並みに迷走するなら、しばらく休まざるを得ない、と感じる人は多いのだろうと思われます。
東証では、為替に無関係だからJ-REITは大丈夫(?)という能天気ぶりが目立ちますが、この感覚には到底付いていけません。
Comments
ご指摘のようにj-reitはかなり宴化しているように見えます。
仮に2%に成功して資産インフレが起きてたとしても労賃抑制で家賃硬直となってスプレッドは維持し難いのではないでしょうか?
言い換えればreitらしさが失われてオモチャにされているように感じます。
よい子なので?傍観します(笑)
Posted by: BLUE | February 27, 2013 11:35 PM
現在のJ-REITは、マザーズなど新興市場のようなものだと考えれば理解しやすいと思います。
大きな資金の受け皿としては小さすぎて、すぐに過熱して暴走します。
良い子は傍観、持っていれば沸点で売ることだけを考えれば良い局面になりました。
せいぜい、あと1割程度でしょう。
Posted by: akazukin | February 27, 2013 11:55 PM