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February 24, 2013

アメリカ住宅価格は長期トレンドに回帰した

Us_sillerFTの「Housing: The long climb back」という記事には、
「US home prices are close to their long-run trend. The median sale price for an existing home was $178,900 up 10 per cent on a year ago. (米住宅価格は、1年前より10%上がって中古住宅の中央値は178900ドル(1660万円)となり、ほぼ長期トレンドに沿っている)」との表現があります。

グラフ上のトレンドラインが、それを示しています。

住宅市況の回復に貢献したのは、バランスシートが疲弊した家計に代わって、投資ファンド。
代表格のブラックストーンは、ここ数年で17000戸以上の住宅に30億ドルを投資し、安値になった住宅を買って賃貸しました。

バランスシートが傷んだ個人への融資を銀行が躊躇する中で、エクイティファンドがディストレス投資をして、市況をいち早く軌道に戻しました。
個人が割安に住宅を買うチャンスがファンドに奪われてしまったとの見方も出来ますが、結果の公平よりもスピード重視がアメリカです。

日本では割安のリスク資産を購入してトレンドラインに戻したのが、結果的に日銀の役回り。

日本ではスピードよりも「御上(おかみ)」重視。
特定の組織が利益を得るよりも、公平感が損なわれないという事情があるのかもしれません。

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