シカゴ筋ポジションの確認(3/5時点)
(3月5日) (2月26日) (増減)
カナダドル ▲46663 ▲21433 ▲25230
スイスフラン ▲11450 ▲8191 ▲3259
ポンド ▲43849 ▲36130 ▲7719
円 ▲73351 ▲65344 ▲8007
ユーロ ▲26116 ▲9394 ▲16722
NZドル 19044 20297 ▲1253
豪ドル 7149 25695 ▲18546
増減欄に並ぶ「▲」マーク。
増減がマイナスなのは、ドル高予想が多いことになりますが、相場はそのとおりに推移しています。
8日発表の2月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比23万6000人増加と、エコノミスト予想の16万人増を大幅に上回りました。
株高、米金利高がドル/円の上昇を招き、日本株支援材料ともなります。
多くの市場関係者が望むとおりに物事が進行し、多少の調整局面はあってもドル高株高トレンドは固いという意識が更に強まったように思われます。
こうしたドル優勢の背景もあり、かつては最強通貨と言われた豪ドルのロングポジションが随分と減りました。
通常リスクオン反応は豪ドル買いですが、雇用統計発表後の反応はドル買いでした。
豪ドルは高すぎるので下げが必要、という心理は共有されていると感じますが、そうは言っても3%ほどの金利差があります。
対ドルで1.05を越えるような異常な豪ドル高は是正されつつあるので、RBA(豪中央銀行)の苛立ちも多少収まり、発言等も少しは変わってくるのではないかと思っていますが、あくまでトレンドは豪ドル売りなので注意が必要と思っています。
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